IoTデバイスが様々な分野で急速に普及するにつれて、デバイスためのバッテリーの需要も拡大するとみられている。
・ソーラー発電で半永久的に使えるIoTデバイス向けバッテリー
蘭スタートアップ企業のトライスト・エナジー(Tryst Energy)は、IoTデバイスに特化したソーラーバッテリー「ライト・エナジー(Light Energy)」を開発した。
縦2.12センチ、横3.4センチの「ライト・エナジー」は、大気などを測定できるセンサーを搭載した環境版、ヒトやモノの動きを検知するセンサーが付いたムーブメント版、センサー無しの開発者版の3バージョンで展開。
いずれも、わずか200ルクスの明かりに4時間当てるだけで、24時間分の消費電力を得られるのが特徴だ。
トライスト・エナジーによると、一般的なIoTデバイス向けバッテリーの寿命は5年程度だが、「ライト・エナジー」は半永久的に利用可能。
バッテリー交換のための手間やコストはもちろん、バッテリーの廃棄量も削減できる。
・キックスターターで資金調達を実施中
トライスト・エナジーでは、3万ユーロ(約357万円)を目標に、2017年3月9日からキックスターターで資金調達を実施中。
サポーターには、支援金額に応じて「ライト・エナジー」のプロダクトが提供される予定となっている。
Tryst Energy