皆さん、体調管理や日々の健康のために、心掛けていることはなんですか?
睡眠をしっかりとる、よく歩く、食生活に気をつける・・・。あ、ジムに行ったりパーソナルトレーナーを付けてコントロールされている方もいらっしゃいますよね。
でも、これらってどれも自分で気をつけなければいけないものばかり。トレーナーをつけるのも当然お金がかかります。
そこで、モバイルヘルスに特化したテクノロジーベンチャーの株式会社FiNCがスマホアプリ「FiNC」をリリースしたとのことで、会社&アプリ説明会に招待されたので行ってきました。
人々の健康に関わることならなんでもする。我々が健康寿命を伸ばす。を理念においているFiNC社の社風やサービスを一部体験してきました。
・人口知能で人々の健康をサポートする
FiNCはモバイルヘルスに特化したテクノロジーベンチャー企業。発足は2012年とまだまだ若い会社です。
以下のような健康に関わるサービスを提供しています。
- ダイエット家庭教師
- プライベートジム
- 健康食品のストア
と、さまざまな健康に関わる事業を手がけています。
FiNCは人工知能を使い、一人ひとりにパーソナルトレーナーをつける未来を描いています。
たとえば、ひとり暮らしの男性。遠隔でヨガの先生がレッスンに来てくれたり、冷蔵庫からバナナを取った時に「栄養素が足りないからほかのモノも一緒に食べなさい」とアドバイスしてくれたりと、ユーザーに寄り添ったサービスを提供。
平均寿命が伸びた現在、健康的に余生を過ごせるかどうかは死活問題です。健康な身体さえあれば、どんなに毎日が楽しいか・・・。
筆者は33才なのですが、ちょっと怖すぎますね。いろいろ気にしなきゃ。
・あなた専属のパーソナルトレーナーアプリ
そんなFiNC社が、自社のサービスを網羅したパーソナルトレーナーアプリがずばりその名も「FiNC」なんです。
自社で提供しているトレーニングや、食生活、生活のアドバイスを一人ひとりにカスタマイズして伝えてくれるアプリ。
登録時に身体の悩み(不調)や、運動の状況を伝えます。すると、猫背に効くストレッチや、レシピなどをその人に合わせて教えてくれますよ。
トレーニングは動画でわかりやすく解説してくれるので、家でもまるで専属トレーナーがついているように錯覚します。
現在まだ人工知能の卵程度の能力。とのことですが、沢山のデータを解析して日に日に賢くなっているそうです。
・ダイエットレシピで料理体験
そのアプリを実際に使いながら、ヘルシー料理やトレーニングを体験。
まずダイエットにあたり、栄養素の摂取の説明を。糖質制限が話題になっていますが、基本的な考えは同じで、制限・我慢をしない。というやり方です。
食べる順番は野菜、タンパク質、炭水化物で、食べる量の比率も1:2:3とのこと。例えば炭水化物100gであれば、タンパク質(お肉)は200g、野菜は300g食べる。ということです。
で、いきなりご飯を減らすのは厳しいですし、大変ですよね。先生も「我慢はよくない」とのことなので、減らすのではなく、野菜やタンパク質を増やす方向で調整するとよいとのことです。
実際にFiNCアプリに収録されているメニューを中心に、ダイエットレシピをその場で作ってみました。
- キャベツ豆苗のレモンサラダ
- 簡単!タンドリーチキン風蒸し鶏
- 米粉で作る!海鮮チヂミ
の3点。上から、野菜、肉、炭水化物ですね。
普段料理をされない方も多い中、とても簡単にできるものばかりで、しかも満足度が高い。これはボクでもできそう。
・家でもできるトレーニングを多数収録
健康な体作りのためには、運動が欠かせません。ああ、だんだん胃が痛くなってきた。とくに座り仕事が多い現代人は、ただでさえ身体が固くなりがち。
そう、FiNC社内にはトレーナーさんが常駐していて、マンツーマンのトレーニングサービスも提供しているのです。会社内にちょっとしたジムがある雰囲気ですよね。
参加者の皆さんはそんなトレーナーさんから直々にトレーニングを教わりました。筋膜リリースから筋力トレーニング、ストレッチまで、約30分に渡るトレーニング。
筆者は調子に乗って上半身の負荷をかけまくったため、招待イベントから4日たった今も全身痛いです。運動不足怖い。
・オフィス+ジム?
ひと通りトレーニングが終わり、会社見学へ。
オフィスに入ったら目に飛び込んでくるのが、キッチン。ここから健康食、ダイエット食のコーチやイベントにも使えますね。健康で外せない要素である食事を重要視していることがわかります。
ロビーはイベントをするスペースや野菜などが陳列されているオシャレな空間。ここでトレーニングができました。
奥にはトレーニングスペースがあり、1台数百万円ほどするトレーニングマシンも。これだけで数千のトレーニングができるとのこと。家に置きたい。
カウンセリングルームやフィッティングルームもしっかり兼ね備えていて、これほんとうに社内なのかしら・・・?といった感じです。
オフィスルームは現在約200人働いています。13時からの運動タイムがあり、従業員は毎日この時間に一斉に身体をほぐすとのこと。
また増設されたばかりのプログラマールームは、作業効率を上げるために身体への負担が少ない机と椅子が完備。
健康を謳う会社なのに「従業員が不健康では説得力が無い」とのことで環境が整備されていました。一緒に取材に参加したエンジニアの方が、羨ましがっていたのが印象的です。
・人々の健康を総合的にサポートする
会社見学が終わったあとは、自分たちで作った健康料理を頂きました。手間がほとんどかかっていないのに満足感が高いメニューでお腹いっぱいに。
FiNCアプリは、まだ招待者のみの利用で、一般の方向けにはリリースされていません。
正式リリースされたらまたお知らせするので、チェックお願いします。
詳しくはコチラ→FiNC (フィンク) | モバイルヘルステクノロジーベンチャー
執筆・撮影:橋本 憲太郎
https://www.youtube.com/watch?v=dSfqqO9424g