店に並べられた何十という商品から、1つ1つ試着するのは骨が折れる。ましてやネットショップで購入するとなると、さらに敷居が高い。
・メガネを“バーチャル試着”できる!
「買う前に、手軽に自分に似合うメガネを見つけたい」そんな希望を叶えてくれそうなのが、Smashing Ideasが開発中のバーチャルミラーアプリ。顔認識テクノロジーの会社ULSeeと協力し、“virtual try-on”プラットフォームを企画した。
スマートフォンやタブレットを鏡(モニター)代わりにして、タップ1つで1万種のメガネフレームから好きなものを選び、バーチャルで“試着”できる。バーチャルとはいえ、自分の鼻にかけた状態を“見てみる”ことができるのだ。
・あらゆる顔のアングルからチェック
フロントカメラなどを駆使し、ユーザーの顔を分析する。これまでに同種の技術はあったものの、同社が優れているのはその正確性だ。
なんと、バーチャルメガネは動かすことができるので、あらゆるアングルから“自分の顔に似合うのか”チェックできるというからスゴイ。
雑誌でスーパーモデルが着用している写真より、実際に自分がかけてみたらどうなのか見られたほうが、ずっとイメージが湧きやすいはずだ。
・ユーザー、販売者双方にメリット
購買者としては、店に出向いていくつものメガネを実際に試す労力を費やすことなく、自分に似合うメガネを見つけやすくなるし、店側としてもインターネット販売の拡大が見込めるほか、返品トラブルを防ぐことにもつながる。
・Panasonicでもバーチャルミラー技術を開発
Panasonicでもバーチャルでメイクが施せるミラーの技術開発が進められており、2015 CESなどでお披露目がされた。メガネやメイク、ヘアースタイル、ファッションなど、さまざまな商品や分野で、“バーチャル試着”の技術が普及していきそうだ。
Smashing Ideas