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相乗り仲間を10人集めてバスを貸し切りできるモビリティサービス「Skedaddle」

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相乗りグループを集めてバスを貸し切るサービス「Skedaddle」マイカーや自転車、電車・バスなどの公共交通機関、カーシェアリング、Uberに代表されるオンデマンド型配車サービスなど、都市部のモビリティ手段は、近年、多様化し、比較的安価で効率的になってきた。

一方、地方への移動は、従来の割高なレンタカーサービスや、本数やルートの限定された公共交通機関など、コストがかかり、不便なままなのが現状だ。

・相乗り仲間を10人集めて、バスを貸し切り


Skedaddleのスマホアプリ画面米ボストンのスタートアップ企業「Skedaddle」は、同じ方向に移動する相乗り仲間を募り、バスを貸し切ることで、郊外や地方へ割安で移動できるモビリティサービスを全米で展開している。

ユーザーは、出発地と目的地、時間をもとに、スマホアプリでルートを設定し、同乗者が合わせて10名集まると、バスをチャーターできる仕組み。

バス事業者にとっては、遊休資産となっているバス車両を有効に活用し、新たな収益を生み出すことができるのが利点だ。

・レジャーから通勤まで、幅広い需要が期待される


「Skedaddle」は、2016年6月、米テネシー州の農場で開催された野外ロック・フェスティバル「ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」と提携。

シカゴやアトランタ、ニューヨーク、ワシントンD.C.など、「Skedaddle」を通じてチャーターされたバスを利用し、周辺の大都市から数多くの音楽ファンが来場した。

野外ロック・フェスティバルやコンサート、ビーチ、スキーといった地方や郊外でのレジャーはもちろん、通勤や買い物など、郊外から都市部への日常的な移動にも、「Skedaddle」のようなフレキシブルかつ格安なモビリティサービスは、需要が見込めそうだ。

Skedaddle

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