そして、このサービスモデルを玩具の分野に応用したサービスが、米カリフォルニア州で2013年に創設された「Pley」である。
・好きな玩具で好きなだけ遊べる定額制サービス
「Pley」では、プラスチック製の組み立てブロックLEGO(レゴ)、着せ替え人形、鉄道模型、カードゲームといった定番の玩具から、ドローンや3Dプリンターなど、昨今の技術トレンドを反映した最新のハイテク玩具まで、500種類以上の玩具をスタンバイ。
0歳から12歳までの子どもを対象に、年齢や好み、成長レベルに合わせて、様々な玩具を自由に選ぶことができる。
具体的には、ユーザーが「Pley」のウェブサイト上で利用したい玩具を選ぶと、指定場所に配送され、子どもが好きなだけ遊んだら、これを返送し、別の玩具と交換できるという流れ。
玩具はすべて、ユーザーから返却されるごとに、業務用洗濯機や紫外線クリーナーできれいに洗い、消毒した上で、次の利用者に貸し出されている。
・買い与えるより、ずっと割安!
「Pley」は、月額12.99ドル(約1,320円)から利用可能。
従来のように玩具を買い与えるよりも割安な費用で、好きな玩具を好きなだけ、子どもに利用させることができる点から、保護者にとっても魅力あるサービスといえるだろう。
Pley