昨年遅くに開発が報じられた「ArcaBoard」というホバーボードで、4月14日にモナコで開催された“Top Marques”というイベントでお披露目された。
・36の高出力電気ダクテッドファンが推進力を生み出す
ボードには36の高出力電気ダクテッドファンが搭載されていて、これにより1913ニュートンの推進力を生み出す。
ボードの上には110キログラムの人物が乗ることも可能で、ユーザーは立ち乗り状態で乗る。
・最大高度50cm、水平移動の最高速度は時速20km
飛行性能は、最大高度50センチメートル、水平移動の最高速度は時速20キロメートルを誇る。ただし今のところ、およそ6分間、約2キロメートルほどの連続飛行が限界だという。
別売りの「ArcaDock」(予価約48万円)という専用のバッテリーアクセサリーを使えば、35分という早さでフルチャージ状態になる。普通にスマートフォンを充電するより早いくらいのスピードだ。
ボードには“安定ユニット”が内蔵されているので、飛行中の安定性を保ち、安全な飛行ができるようになっている。
また、手元のスマートフォンからコントロールすることも可能になる見込み。
とはいえ、自身の身体を上手に使い、ボードを操作する感覚をぜひ味わってみたいところだ。
・オーダー受付中!
親会社の“ARCA Space Corporation”によると、中国、フランス、イスラエル、ルーマニア、アメリカには、5月中に出荷が開始される予定。
価格は当初の予定価格19900ドル(約212万円)より少し抑えられた14900ドル(約158万円)となる。
ARCA Space