遺伝子は私たちの体を形成する根幹であるが、普段はあまり意識することはないかもしれない。
そんな遺伝子をもっと身近な存在にしてくれそうなのが、DNAラボキットの「Bento Lab」だ。
・誰でもどこでも取り扱える、遺伝子ラボキット
分子生物学のための基礎的なツールがコンパクトにまとまっていて、専門家のみならず、遺伝子に興味がある人なら誰でも、自宅など場所を選ばず取り扱えるのが魅力だ。
生体サンプルから遺伝子を抽出したり、遺伝子を増殖させたり、簡単な遺伝子分析がおこなえる。
・3つのツールを搭載
ケースの中には、“遠心分離機”、“サーマルサイクラー”、“電気泳動ゲルユニット”が搭載されている。
遠心分離機は、唾液や肉、毛包など、さまざまな生体サンプルからDNAを抽出するためのもの。
サーマルサイクラーは特定のDNAを指定し、何百万個もコピーを生成する。ゲルユニットはDNAを“ビジュアル化”してくれ、結果を見ながら、ユーザーは分析をおこなうことができる。
・自身の遺伝子や、遺伝子組み換え体を分析したりも
使い方の例としては、血液サンプルから、自分がどういう遺伝子型なのか解析してみたり、食品内に遺伝子組み換え体が含まれていないか調べたり……なんてことができそうだ。
自身の遺伝子の傾向や可能性を調べてみるなど、身近なサンプルをもとに、さまざまな遺伝子情報に触れることが可能になるだろう。
・Kickstarterで出資受付中
現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで4月22日まで出資を受付中で、目標金額4万ポンドに対し、8万ポンド以上の資金を集めている。
Bento Lab