・世界初のスマート美容マスク
今回紹介する「MAPO」は世界初となるスマート美容マスクで、現在の肌状態を把握したり、保湿をサポートしてくれるというものだ。
2013年にフランスの2人の投資家によって立ち上げられたWired Beautyが手がけたツールである。特許技術が使われたマルチ機能の美容マスクは、いくつかの層で構成されている。
・フレキシブルな電子構造で、安全面も配慮
フレキシブルな電子構造になっており、医療レベルの柔らかいシリコン素材は、顔の側面に合わせて曲げられ、安全面にももちろん配慮。ソフトなつけ心地で、肌への刺激も少ない。
センサーやバッテリー、発熱機能などが搭載されており、センサーが検出したデータはBluetoothを通じて、スマートフォンへ送信されるという仕組みだ。
扱い方法もとても簡単。まず、自分の肌状態を知るためにマスクを顔にセットする。センサーが1分以内に肌の水分量をチェックし、測定結果を提示する。結果はわかりやすようスマホ画面にビジュアル化して表示されるので一目瞭然。
そして再び、乾燥が特に気になる箇所を念入りにスキンケアし、少し時間が経過したら、もう1度マスクを装着してスキンケア効果を再確認する、といった具合だ。
・温熱効果でスキンケア効果を促進
またマスクには、額、両頬の3ヶ所に発熱ゾーンが設置されており、発熱機能を使うと40度程度まで温めることができる。肌を温めることによって、化粧水やクリームの浸透を促し、スキンケア効果をサポートしてくれるという。
・コミュニティベースの専用アプリ
Wired Beautyの専用アプリ「La Clinique Digitale」では、これまでの履歴を確認できるほか、コミュニティを通じて美容の専門家やブランドの情報をチェックしたり、他ユーザーと交流したりできる。
「MAPO」は、現在クラウドファンディングKickstarterで、2016年1月30日まで出資を受付中。最新技術を活用して、乾燥する冬シーズンを乗り切りたいものだ。
MAPO