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Start Up いつでもどこでも座れる!身につけられる“ウェアラブル椅子”がユニーク

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いつでもどこでも座れる!身につけられる“ウェアラブル椅子”がユニーク

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WearableChair立ち仕事が多い人は仕事柄、椅子を持ち歩くわけにもいかず、長時間立ちっぱなしのため、足腰に負担がかかることも多い。

そんな人々の助けとなりそうなツールが、クラウドファンディングIndiegogoに登場している。

・一見すると“空気椅子”!場所を選ばず座れる


「WearableChair」という“ウェアラブル椅子”で、ユーザーはどこでも場所を選ばず、足腰を休められるという。

座っている姿は一見すると、まるで“空気椅子”を演じているときのように、中空に腰掛けているように見える、ちょっと不思議な姿だ。

・椅子、上部、下部のパーツにわかれる


WearableChair2「WearableChair」は、椅子部分、上部部分、下部部分にわかれており、椅子の土台部分はアルミ製。お尻やひざをサポートし、椅子の脚にはゴムがついているため滑りにくくなっている。

革製の上部部分は、ウェストを固定するベルト、座面、ももを固定するクリップで構成される。

下部部分はナイロン製で、ふくらはぎを固定するためのもの。

・使用手順は簡単、サイズも色々


使い方は、ウェストを固定、ももを固定、ふくらはぎを固定、背面の軸を固定するだけの簡単手順。サイズは、S(16インチ)~XXL(20インチ)まで取り揃えている。

WearableChair3理想的な座り姿勢は、骨盤とももの角度が120度の姿勢で、骨盤の回転が少なく、かかる圧力が少ない状態だという。

・工場労働者、農家の人の助けに


人間工学に基づいて設計された「WearableChair」は、身につけられるウェアラブル椅子なので、少ないスペースでも座れるし、椅子を持ち歩く手間ももちろん不要。

お年寄りや体が不自由な人をはじめ、立ち仕事が多い工場のラインで働く人や、市場などの小売業、農家や酪農家のような農業に携わる人たちが、作業の合間に足腰を休められるようになり、心循環器系、筋骨格系の病気を防いだり、骨盤や靱帯を保護することにもつながるだろう。

ユニークなウェアラブルツールは、順調にいけば2016年3月に提供開始を予定している。

WearableChair

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