総務省情報通信白書(平成26年版)によると、日本国内だけでも、10~30代を中心に、全体の6割以上が、所持しているとのこと。
これに反して下降気味なのが、一般的な携帯電話、通称“ガラケー”を使う人たち。
スマホの台頭によって、所持率は年々下がる一方。過去のプロダクト的扱いになっているのは、否めない。そのせいか最近は、人前で使うのが、恥ずかしいと思う人もいるらしい。
しかし、スマートフォンに必要性を感じていない人だって、多くいるはず。要は同じタッチセンサーで、スマホ派の前でも堂々と使える、お洒落なデザインであればいいのだ。
・パネル上で数字を描くだけの簡単操作
そんな折見つけたのが、この「Luna Phone」。ご覧の通り、超薄型。
カメラもインターネットも、液晶画面なし。必要な機能だけを備えた、究極にシンプルかつ、美しい携帯電話である。
「Luna Phone」はスマホやタブレット同様、静電容量式タッチパネルを採用。操作はすべて、下部3分の1ほどのスペースで行う。
電話するときは、指先を使って、タッチパネルスペースの上で番号を描く。頭が“090”なら、その通りに指でなぞればいいだけ。スマホのスワイプが苦手な人も、これなら安心だ。
・一般販売が待ち遠しい次世代型携帯電話
番号を描いたら、パソコンのエンターよろしく、指でレ点を書く。発信はこれで完了。
おままごとみたいだが、これでちゃんと電話がかかるのである。ちなみに、メール送信も同じ操作でOKだ。
スマホユーザーに、思いっきり見せびらかしたくなるような、この電話。
残念ながら、一般販売に関しては今のところ未定。早く発売してほしいと、願うばかりである。
Luna Phone