その利用シーンをさらに広げるかもしれない小型PC「Remix Mini」が登場した。
・Androidアプリをマルチウインドウで
その特徴は、通常のPCと同様の操作感。複数のアプリをそれぞれのウインドウで、同時に動かせることだ。
Android 5.0をベースにした「Remix OS」は、現在公開されている150万種のAndroidアプリ、その“すべてが動作可能”だという。
アプリ間でコピー&ペーストしたり、マウスやキーボードを使ったりできるようになれば、文書作成などは特に便利になりそうだ。
・手のひらサイズの小型ボディ
本体は、幅12.4cm×奥行き8.8cm×高さ2.6cmと、手のひらにも乗る超小型サイズ。
PCに見えないシンプルなデザイン。スイッチは見当たらないが、電源は本体上面をタップすれば入れられる。
タッチパネルはなく、4K/2Kの高精細な映像出力に対応したHDMIでディスプレイを接続。
このほか、イーサネット、無線LAN、Bluetooth、USBポート×2、Micro SDカードと、情報端末として必要そうなインターフェースも一通りそろえてある。
・30ドルからの低価格!
CPUはCortex-A53(64ビット/1.2GHz/クアッドコア)で、メモリ1GB RAM/ストレージ8GB、またはメモリ2GB RAM/ストレージ16GBの2モデルがラインナップされている。
スペックだけなら一世代前のスマートフォンといったところだが、魅力的なのはその低価格。「Kickstarter」での価格は、1GB RAMモデルが30ドル、2GB RAMモデルが50ドルとなっている。
出資の目標額は5万ドルだが、すでにその10倍以上の額を集めている。キャンペーン期間は8月29日まで。
Rimix Mini