・“手書き文字”を再現するロボット
そんな手書き文字ならではのよさと、最新のロボット技術を組み合わせようという試みが、ニューヨーク発の「Bond」というサービス。
昨秋にローンチしたばかりの「Bond」では、人間の手書き文字の様式を再現する、特殊なロボットを用いている。人間の書く文字のニュアンスを表現するため、ロボットも実際にペンを使って文字を書くという。
・さまざまな字体、様式を選べる
選べる字体は全17種。手書きのラフ感があるものから、子どもの落書きのようなもの、流麗なものまでさまざまだ。
プリントするカードも、シンプルなタイプから模様付き、ビジネスライクなものまで取り揃えられ、用途に合わせて自由に選ぶことができる。
・スマホからオーダー可能
オーダー手順はとてもシンプル。ユーザーは手元のスマートフォンからテキストを入力し、カードタイプ、字体を選んでオーダーを完了するだけ。カード1枚につき2.99ドル~というお手ごろ料金も嬉しい。
・ユーザーの“手書き”を学習させることも
さらに追加オプションで、自分の手書きテキストをアップロードし、「Bond」のロボットに学習させることもできるという。
個人独特の手書きのニュアンスを学び取り、必要に応じて呼び出せる。ちなみに、このオプションは199ドルで利用可能。
・個人でもビジネスでも
もちろん、個人がウェディングやパーティの案内状などの送付に利用してもよいし、ビジネスシーンで、大量の顧客に“手書き風”のちょっと味わいがあるテキストのダイレクトメールを送る……なんていう利用法もありそうだ。
味気ないemailが氾濫する現代だからこそ、“手書き文字”でちょっと他と差をつけてみては。
Bond