しかしこのほど登場したソーラーパネル「Current Window」は、なんとステンドグラスタイプ。
窓にこのステンドグラスをはめれば、スマートフォンなどを充電できるというもので、美と実用性を備えている。
・着色した太陽電池を活用
「Current Window」は、オランダ人デザイナーと、ソーラー発電システム開発会社Solaronixが共同で手がけた。
Current Windowの見た目は教会などで見かける普通のステンドグラス。しかし実際には、着色した太陽電池を活用していて、このステンドグラスを窓にはめ込めば日差しで発電でき、窓下の棚部分に発電した電気が蓄電される。
棚部分にはUSBポートがあり、ここに充電ケーブルを直接さしこんでスマホやUSBガジェットを充電することができる。
・大きさに発電量も比例
ほとんどの家や部屋に窓はあるものだが、そのうちの1つでもこのステンドガラスに変えるだけでおしゃれになるうえ、エコ発電できるとあってまさに一石二鳥。
デザイナーのMarjan van Aubel氏は「当然のことながら、窓が大きければ大きいほど発電量も大きくなる。図書館や学校といった公共施設に設置すれば、多くの人が電気を共用できる」と話す。
確かに、普段からクリーンエネルギーを共有できるとなれば便利だし、停電したときなどは特に役立ちそうだ。
Current Window