人気女優を含め1200名以上もの肉体改造に携わってきたパーソナルトレーナー安藤宏行氏監修の、外出先でカロリーを抑えたいときにパッと使えるアプリだ。
株式会社Mealthyの鈴木 勝之(すずき まさゆき)代表取締役に話を聞いた。
・徒歩5分以内の低カロリーメニューを、1タップで見つける
Q1:どのような経緯でこのアプリを開発することになったのでしょうか?このサービスに発展した経歴を教えてください。
私が以前経営をしていたコワーキングスペース「beez」のイベントを通して、健康に良いと思っていた食品が実は良くないという噂もあるなど、「健康的な食事とは何か?」が消費者にとってあまりにも分かりにくいことに気づき、テクノロジーの力でそれを解決したいと考え、食による健康管理のサービスを提供する会社を創業しました。
その中で、身近にある肥満を解消することで、多くの病気を予防できる社会的なインパクトがあることが分かり、肥満を解消できるダイエットアプリの開発にフォーカスをしました。
Q2:このアプリは1タップで使える便利な機能があるそうですね?
現在地から徒歩5分以内にある予算内で好きなジャンルの外食を、ボタン1回で見つけられます。
検索のアルゴリズムでは、最初に現状の体重から目標体重を入力することによって、各個人がダイエットできる毎食のカロリー数を算出します。この時間帯別のカロリーの配分はパーソナルトレーナーと相談をして決めました。
次に個人設定で好きな料理のカテゴリーを11の中から選びます。さらにオプションとして、各食事の予算を設定することができます。その理由はこれまでの健康的な外食というのは値段が1000円以上するものが多いためで、予算機能を追加しました。
特別なコストをかけるわけではなく、日々の選択をちょっと賢くするだけでダイエットを簡単に実現できるというのが、我々が提供する価値といえます。
・将来は店舗データを増やし、首都圏以外にも対応
Q3:「Mealthy」ローンチ後のユーザーの反応はいかがでしたか?
説明をしてコンセプトを否定されることはほとんどないです。
ただ、現在は東京都のチェーン店を中心に首都圏のチェーン店データだけなので、それ以外の地域の方から何も検索できなかったと不満の声をいただくこともあります。
また、夜の22時以降は健康上の理由から食事をレコメンドしていなく、そういった我々の想いも伝わっていません。結果、メニューが検索されなくて、不満に感じて離脱している可能性はあります。
コンセプトの手応えは感じているので、早めのバージョンアップとともにアンドロイド版のリリースを実現します。
・目標は初年度10万人ユーザー
Q4:今後の他社との提携や、新たなサービスアップデートの予定などを教えてください。
今はメニュー数を充実化させることによって、ユーザーの利便性を向上させることにフォーカスをしています。
我々の考え方は、健康的な食事の定義を拡げるものなので、提携できる会社は無数にあると思っています。その点を理解してもあることも重要な活動となります。
具体的にその点を言うと、これまでの健康食はいわゆる絶対値として低カロリーなもの、野菜が多いなどというイメージがあると思います。
目標は初年度10万人のユーザーに使ってもらうことなので、そのためのアップデートを実行していきます。Mealthyのデータベースを活用できる方向がどこなのかは、随時模索していくところです。
「Mealthy」ではコンビニを含めたテイクアウト商品も掲載し、実生活に合った利用が可能。面倒なダイエットを継続させるための、スマホならではの機能が満載だ。
(Writer: Saera Jin)
「Mealthy」(iOS版)
「Mealthy」WEBサイト