iOSをデジカメがわりに頻繁活用している人は要チェックのガジェットがこのほど登場した。端末内の写真やビデオのデータを手軽に移して一時保管できる「Piconizer」だ。
◆専用アプリでデータを選択
以前紹介したことのある「iStick」に似ているが、要はiPhone/iPadのためのフラッシュメモリー。端末にダイレクトに差し込んで、端末内の写真やビデオをそこに移すことができるというもの。
このメリットとしては、容量を確保するために写真やビデオを選んで削除したり、クラウドに落としたりしなくてもいいこと、またインターネットにつながらない環境でも使えることなどだろう。
iStickと異なるのは、専用アプリがある点。iPhoneにダウンロードしておけば、Piconizerを差し込むと自動的にアプリが立ち上がる。そして、その中で移動したい写真やビデオを選べるようになっている。
◆お手頃価格で
もう一つ、価格面でも大きな違いがある。Piconizerは現在、Kickstarterで資金調達中だが、そのキャンペーンでは32GBタイプが49ドルの出資で入手できる。
同じように今春Kickstarterでキャンペーンを展開したiStickは、32GBが129ドルという設定だったので、Piconizerの方がかなりお手頃といえる。
Piconizerはライトニングコネクタを備えていて、iPhoneなら5以上で利用できる。マイクロUSBポートもあるので、もちろん保管したデータをパソコンになどに落とすことも可能だ。
差し当たって、急ぎでiPhoneやiPadの容量を確保したい!という時に活躍するこのガジェット、64 GBは89ドルから。送料込みのパッケージだと32GBが99ドル、64 GBが139ドルとなっている。キャンペーンは12月17日まで。
Piconizer/Kickstarter