そこで、そうしたプロセスを省略しようとストックホルム拠点のスタートアップが開発したのが、ショートカットボタン「Flic」。あらかじめアプリでボタンにコマンドを設定しておけば、ボタンをプッシュするだけでダイレクトに操作できるというもので、資金調達サイトIndiegogoで人気を集めている。
スマホとFlicは約45メートルの範囲内でBluetoothで連携し、1つのFlicに3つの機能を設定できる。どんな操作が設定できるのか、例を以下に挙げよう。
1.シャッターのリモコン
2.ワンプッシュコール
3.ライトなどスマート家電のオンオフ
4.ナビやテキストの操作
5.見失ったスマホの音を出す
その他にも、緊急時に自分の居場所を家族と共有したり、緊急メッセージを送ったりするボタンとしても活用できるなど、いろんな使い方が設定できる。
Indiegogoでは現在、目標額の2.5倍超を集めている人気ぶり。その理由の一つが、入手しやすい価格設定にありそうだ。
現在、27ドルの出資でFlic1つが入手でき、4つセットだと89ドルと割安になる。海外にも有料で発送してくれる。キャンペーンは1月3日まで、商品の発送は来年3月を予定している。
Flic/Indiegogo