海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Social Media 【Interview】元保育士による保育士のための求人情報サイト「ほいくの森」物語

Social Media

【Interview】元保育士による保育士のための求人情報サイト「ほいくの森」物語

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加
hoikunomori_1結婚・出産を経て、もう一度仕事をしたいと願う女性は大勢いるが、そこにはさまざまな障害がつきまとう。最大の問題はやはり、保育園だ。

空いていれば、どこでもいいというわけにはいかない。大切な我が子を預けるのであれば、どんな保育をしているのか、園の雰囲気はどうなっているのか、事前にきちんと知っておく必要がある。

そして、それは預ける側に限ったことではない。そこで働く保育士たちにとっても、情報の把握は重要なファクターとなる。実際、職場をよく知らずに勤めて、結局合わずに辞めてしまう、というケースは非常に多いと聞く。

利用する人たちが「この園に預けてよかった」と思うように、働く人たちも「ここで働けてよかった」と思えなければ、保育士不足の解消は難しいだろう。

今回ご紹介する「ほいくの森」は、そのために生まれたサービス。元保育士による保育士のための求人情報サイトである。運営するのは「日本の社会問題を解決するマーケティングカンパニー」、バズセッション。チームの中核を担うコンサルタント、清水 麻衣子(しみず まいこ)氏に、詳しいお話を伺った。

リアルタイムの情報によって、就職後のミスマッチを解消


Q1、サイト立ち上げのきっかけについて、お聞かせください。
hoikunomori_2まず、私自身が10年程保育士を経験した中で、今までの経験を何か生かせないかというところから始まりました。

今現在、保育士不足で困っている保育園が、たくさんあります。実際に、私が働いていた保育園もそうでしたが、やっと決まっても、続かずにすぐ辞めてしまったり……。

「自分の思っていたのとは違かった」「こんなはずじゃなかった」、という初期段階でのミスマッチからくる理由が、とても多かったのです。

何事もそうですが、やはり事前に知る機会が限られていると、思い違いが起きてしまうことが少なくないと思います。

私の在籍していた保育園でも、1年のうちに2回も担任が変わるということがありました。そうすると、子どもたちはもちろん、保護者も誰を信じていいのかわからなくなって、不信感につながってしまいます。

信頼関係が何よりも大切な場であるからこそ、しっかりと園を見て、雰囲気を感じて、長く働けるステキな園を見つけてもらいたい。そんな思いから、「ほいくの森」を立ち上げました。

働く人にとって、保育園、幼稚園にとってステキな環境であるとともに、保護者の方が信頼し、安心して子どもたちを預けられる場所が増えていってくれることを願います。

Q2、本サイトのおススメポイント、他の求人サイトにはない特色は何でしょうか?
通常の求人サイトはweb版がメインになっており、登録して利用するものも多いですが、「ほいくの森」はFacebookを全面的に活用しているため、リアルタイムの情報を随時受け取ることができます。

また、面倒なユーザー登録をせずとも、直接お問い合わせや応募ができるような形になっている他、私自身の保育士歴10年の経験を活かした、元保育士ならではのリアルなお役立ち情報なども発信しています。

働く側と園側、双方が幸せになれるサイト作りをめざす


Q3、立ち上がって間もないですが、今後の展望について教えていただけるでしょうか。
hoikunomori_3このサービスは、私を含めた保育士によって、働く先生と園、双方の立場に立って始めたサービスです。

先生方には「ここで働いてよかった」と思えるような場所を見つけてもらい、園側にとっては長く働いてくれる人材が見つかることが、双方にとって最大の利益だと思います。

今後も掲載数、ユーザー数ともに増やしつつ、園を好きになってもらい、応募してもらえる環境が当たり前になるよう、さらに働きかけていければと思います。

Q4、これからサイトを利用するユーザーへ、メッセージをお願いします。
初めての就職活動の方も、転職を考えている方も、きっとどんな園にしていいのか、すごく迷われることでしょう。そんな時に、「ほいくの森」で少しでもお手伝いができればいいなと、そう願っています。是非、ご利用ください。

「ほいくの森」webページ
「ほいくの森」Facebookページ

関連記事

Techableの最新情報をお届けします。
前の記事
次の記事

#関連キーワード


WHAT'S NEW

最新情報