Fever Smartの特徴は、脇の下にテープでセンサーを張り付けると、一定間隔で熱を自動測定し、そのデータをスマートフォンなどの端末に送信してくれること。主に子どもの発熱時の使用を想定している。
メリットとしてはまず、いちいち体温計を取り出しで脇や舌下にはさんで測定しなくてもいいことが挙げられる。また、測定したデータは端末のアプリに送信され、熱が急上昇したり、あるいは高熱になったりしたらプッシュ通知するので発熱を見逃すことがない。
夜中に何度も起きて体温チェックするのはきついものだが、Fever Smartが代わって“監視”してくれるというのは、親にとって大きなメリットといえる。そして、体温の上昇を素早くキャッチすることでタイムリーな薬の投与や受診ができる。
測定したデータはBluetoothで端末に送られクラウドに保存される。なので、子どもの熱が何時ごろから上昇し始め、ピークは何度だったのかといった記録を専用アプリで閲覧できる。
Fever Smartの大きさは5.2×3.2センチ、6.5ミリの薄さで、重さはわずか8.6グラム。ボタン電池で作動する。
間もなく資金調達サイト「Indiegogo」でキャンペーンを開始する予定で、サイトで登録すると発売情報などをいち早く知らせてもらえるようだ。子育て中の人、今から子どもを持つ人は持っていたら便利そうだ。
Fever Smart