アプリの名称は「Focus@Will」。カルフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の学者らが参加して開発された。専用の音楽を“垂れ流し”で聴きながら勉強や読書、仕事をすることで集中力を最大400%高め、しかも持続させることができるとうたう。
音楽は「クラシック」「フォーカス・スパ」「アコースティック」など7つのジャンルが用意されていて、UCLAの神経科学者らが選曲している。
普通、作業中に音楽を聴くと注意が音楽にいってしまうのではないかと思われるが、開発チームによると、それは注意を削ぐ種類のものだから。例えば、歌詞のある曲などはよくないらしい。
そうした注意を削がないようなもので、なおかつ大脳辺縁系を落ち着かせるような曲をピックアップしているとのこと。これまでに幾度となくテストし、効果を確認しているという。
一方、ユーザーは好きなジャンルを選んで再生するだけ。もし、途中自分の好みではない曲だったらスキップしても構わない。そうすることでアプリはユーザーの好みを学習するようにもなっているので、回数を重ねるごとに“フィット”していく。
iOSとAndroid、ウェブに対応している。ベーシックプランは無料、全ての機能をフルに使うには有料となっている。興味のある人はまず無料版で試してみるといいだろう。
Focus@Will