テキストメッセージなどで多用されている絵文字。意味を持つ絵を使うことで、言葉の代わりに視覚的に相手に思いなどを伝えることができる。

日本ではずいぶん前から親しまれていたが、今や世界中で使用されていて、絵文字を表す英単語は日本語をそのままにした「emoji」だ。利用者の増加も相まって最近ではかなり種類が増えてきている。

そのemojiだけを使ってコミュニケーションをとるネットワーク「emojli」が間もなく登場する。まずはiOSで先行する見込みだ。

絵文字だけでやり取りするというのは、なかなか斬新なアイデアだが、果してユーザーを集められるのか？と疑問に思う人もいるだろう。

しかし、現在受け付けているユーザー登録ではすでに1万人を超える人がサインアップした。ちなみに、ユーザーネームももちろん絵文字で登録する。

開発したのはロンドン拠点の若いクリエイターコンビ。「既存のSNSはスパムでいっぱい。絵文字にはスパムもないし、何と言ってもシンプルでありながら“メッセージ力”がある」とアピールする。

確かに、絵文字には言葉では表現できないようなニュアンスを伝えられたり、ダイレクトに言葉で表すよりもやわらかい印象を相手に与えたり、あるいは強調したりできるメリットがある。

サービスの詳しい内容はまだ明らかではないが、興味のある人はサイトからサインアップできる。