■文脈から誤りを指摘
Gingerの特徴は、スペルチェックにとどまらず、前後の文脈から時制や前置詞の使い方などの誤りを指摘したり、ユーザーの“癖”を学習してそれに合わせてチェック方法を自動修正したりすることだろう。
また、単語の訳語や定義なども調べられる機能も便利で、英語が第一言語でない人にとってはもちろん、ネイティブの人にも使えるライティングツールとなっている。
■文章読み上げの機能も
GingerはWindows(単体ソフト)、モバイル(iOSとAndroid)、ウェブブラウザ(Google Chrom、Safari、FireFox)で利用できる。メールなどで英文を入力するとウィンドウの右側にGingerのボックスが現れる仕組みだ。
ボックスには「翻訳」「定義」「同義語」などのメニューが用意されている。もし、スピーチの文案を練っているなら、ネイティブの発音で文章を読み上げてくれる「Text Reader」機能も活用するといいだろう。
■モバイル版は無料で利用無制限
ウェブ版では無料アカウントを作成できるが、スペルチェックの回数など利用に制限がある。もし、頻繁に利用したいなら月4.9ドル/9.4ドルの有料サービスが用意されている。
一方、モバイル版はウェブと基本的に使用方法は同じで、ダウンロード(無料)すると無制限で利用できる。
うっかりミスの防止や、不確かな文法をチェックするのに一役買ってくれるこのソフトウェア、英文を頻繁に書くことが多い人はチェックしてみてはいかが。
Ginger