「Marco!」と叫びながら探すと、その声を聞いたiPhoneが「Polo」と“返事”をするというもので、アプリはその名も「Marco Polo」。端末が返事して自らの居場所を教えてくれるという、遊び心と実用性を備えたアプリだ。
■冷蔵庫の中からも返事
iPhoneがユーザーの声を聞き取れる範囲で機能するが、開発者によると「ソファーの下、冷蔵庫の中、トイレからでも返事をする」とのこと。もちろん、端末がスリープモードになっていても、声を聞くときちんと返事するようになっている。
返事の音量はユーザーが設定でき、さらに声を30種類から選べるようになっている。返事をする際に画面がプッシュ通知で明るくなるように設定すると、一層探しやすくなるだろう。
■合い言葉のカスタマイズも
また、合い言葉は「Marco!」「Polo」だけでなく、カスタマイズもできるのも面白い。ただし、フレーズは北米アクセントの英語のみのよう。「英語は苦手」という人でも短いフレーズだったら使えそうだ。
iPhoneを探し出すためにMacを立ち上げて「iPhoneを探す」機能を使ったことのある人はいるだろう。現在の居場所から遠く離れた所に置き忘れても追跡できるのは便利だが、家やオフィスといった限定された空間での捜索にはMarco Poloの方が使い勝手がよさそうだ。
アプリのダウンロードは100円。iPhon 5に最適化しているが、iOS 7以降のiPad、iPod touchでも利用できる。
Marco Polo