ミツバチの姿を呼び戻そうと、東京都心の中心地、銀座のビルの屋上で養蜂をおこなって、収穫したハチミツを使ったスイーツを販売する活動も見られるようだ。
もしあなたが「自宅の庭で養蜂でもやってみようか」なんて思うなら、「Open Source Beehives」プロジェクトに参加してみてはいかがだろう。資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを開催し、目標額のおよそ3倍の資金を集めている。
「Open Source Beehives」では、ダウンロードして印刷可能なハチの巣、テクノロジーを内蔵した“スマートハチの巣”を開発したという。このプロジェクトはFab Lab Barcelona、Open Tech Collaborative、Valldauraの3つのベンチャーが参加していて、それぞれ Denver、Barcelona、Brusselsに拠点を置いている。
プロジェクトをサポートしたい人は、15ドルでColorado Top BarまたはBarcelona Warreのどちらかのデザインをダウンロードすることが可能。あるいは250ドルで、フラットパックで梱包された実物の巣を自宅に届けてもらうことができる。
アマチュア養蜂家向けのスマート機能が搭載されたバージョンは価格が600ドル。内部にセンサーキットが搭載されていて、二酸化炭素や二酸化窒素量、温度、湿度、光の強度、周囲環境の音の強さなど、さまざまな要素を測定する。これらのデータはWiFiを通じて、「Open Source Beehives」のサーバーにアップされ、ユーザーはモバイルアプリを使って、データを確認できるようになっている。
吸い上げられた各ユーザーのデータは、プロジェクト全体として、ミツバチの活動状態の調査や、数が減少している事由の推測に生かされることにつながっていく。ユニークなこのプロジェクトに参加し、あなたもアマチュア養蜂家デビューをしてみては。
Open Source Beehives