そんな人に便利そうなのが、ポルトガルのスタートアップ「PharmAssistant」が現在開発中の錠剤ボトルだ。スマートフォンやタブレット端末とBluetoothで連携し、アプリであらかじめ設定した服用時間になると端末にアラームが届くので飲み忘れを防ぐことができる。
■服用時間をスマホにお知らせ
キャップに組み込まれたセンサーがキャップの開閉をチェックし、キャップ上部にあるライトは設定した服用時間になると光るようになっている。
専用アプリはiOSとAndroidに対応し、服用アラームはアプリをダウンロードした端末にバイブや音声で届く。アプリ内で複数のボトルを管理できるので、数種類を違う時間に服用するという場合にも使える。
■服用状況の遠隔チェックも
自分自身の服用だけでなく、例えば離れて暮らす老齢の親の服用をチェックするのにも使える。月5ドル出せば服用状況をモニターでき、そうしたデータを介護スタッフや医師と共有することも可能だ。
現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で展開されているキャンペーンでは、ボトル2つセットが60ドルで入手できる。
3V電池を使用し、作動期間は約1年間。繰り返し使えるので、長期的に薬を服用する必要がある人はサイトをのぞいてみてはどうだろう。ボトルの発送開始は12月ごろを予定している。
PharmAssistant