そんなゲーマーの夢を叶えてくれるのが、iPadアプリ「Pixel Press Floors」だ。専用の用紙に鉛筆でデザインしてカメラでスキャンするだけで、シンプルな動作のゲームが作れてしまう。
デザインしやすいようにマス目が入っている用紙はウェブサイトからダウンロードしてプリントする。デザインを終えたら、iPadのカメラでスキャンすると、“本物のゲーム”として動くようになる。
紙をプリントアウトするのが面倒という人は、iPadのスクリーン上でもデザイン可能だ。アプリ内に用意された「+」「|」「=」「\」などの記号でデザインする。
もちろん背景がマス目ではさびしいので、画像を選べばビジュアルになり、さらにアイコンから登場人物を選んだり、はしごを設置する機能などを使ったりするとそれらしくなる。
そしてデザインを終え「Play」ボタンを押すと、ゲームが動き出す。動きは上下左右、ジャンプなどに限られなど“作品”はシンプルなものだが、コーディングなどの専門知識は一切不要なので、誰でも手軽にゲーム制作を楽しめる。
より登場人物を増やしたい、他のグラフィックスを使いたいという人には、有料の素材も用意されている。アプリのダウンロードは無料。
Pixel Press Floors