なんと、側面に電子ペーパーなどに使われる超薄型ディスプレーを備えていて、コーヒーなど暖かい飲み物を入れると写真やテキストなどを表示してくれるというものだ。
Bluetoothでスマートフォンなどの端末と連携させ、専用のアプリを使ってタンブラーに表示するものをカスタマイズできるようになっている。なので、ユーザーは毎回違う写真やテキストをタンブラーに表示して楽しめる。
さらにクールなのは、このディスプレーが飲み物の熱で電源をとるという点だ。暖かい飲み物をタンブラーに注ぐとディスプレーが“オン”になり、イメージが表示される。
つまり、タンブラーそのものを充電する必要はない。そして、このE-inkディスプレーは電気消費がさほど大きくないため、ユーザーがタンブラーの中のコーヒーなどを飲み終わった後もしばらくはイメージ表示されるのだという。
Mukiは現在ベータ版を展開していて、来年にもフィンランドの小売店に並ぶ見込みだ。
自宅でのカフェタイムを楽しむツールになるほか、例えばカフェなどで客に出す飲み物に使用し、その際に広告を掲載するなど用途はいろいろありそうだ。
Muki