その基礎体温、毎朝眠りから覚めてすぐ、しかもほぼ同じ時間帯に測定しなければならない。これは多くの女性にとってなかなか面倒だったり、難しかったりする。
そこでもっと簡単に、そして正確に測定できるようにと開発されたのが体温センサー「Tempdrop」だ。名称にあるようにドロップ(水滴)型のデザインで、専用のバンドに入れて上腕に巻いて眠りにつけば、本人の目が覚める前でも決まった時間に体温測定してくれる。
開発したイスラエルのスタートアップによると、センサーは0.1度刻みで体温を測定可能という。つまり、わずかな体温の変化をキャッチすることができ、排卵期前後の微妙な変化もきちんと把握できる。
さらに、Tempdropは主な基礎体温管理アプリ(Kindara、OvuView、My Daysなど)と連携するので、測定したデータをそうしたアプリで閲覧・保存することも可能だ。
現在、資金調達サイト「Indiegogo」でキャンペーンを展開していて、センサーとアームバンドのセットは70ドルで入手できる(米国外への発送はプラス15ドル)。資金調達に成功すれば、今年10月の出荷を予定している。
Tempdrop