「Tango」には、外付けCDドライブ程度の大きさの小型ドッキングステーションが用意されており、「Tango」本体をそこに挿入し、USBやLANポートを使って、ディスプレイ、キーボードなどの他デバイスと接続することができる。ドッキングステーションは、ファンでコンピューターからの熱を放熱する役割も果たしている。本体部分には、小型のバッテリーが内蔵されているので、ドッキングステーションから取り外した状態でも、スリープモードに自動的になり、データを消失する心配はない。
「Tango」はAMD社とコラボレーションをしていて、製品開発を進めているという。AMD社製の“A6-5200”クアッドコアCPUのクロック周波数は2GHz、最大25ワットの低消費電力で、HD8400(GPU)画像処理チップを搭載。ユーザーの用途によって、メインメモリは2~8ギガバイトの間から、また、32GB~512GBまでのフラッシュメモリ型ハードディスクから選択が可能。
本体部分の大きさは、125×80×13.5mmのスマホサイズ。ドッキングステーションの大きさは、135×135×27mmで、ノートパソコンよりもわずかに分厚い程度だ。ゲームからオフィスソフトの利用、動画の閲覧まで、幅広い用途で役立ってくれるポケットサイズの小型PC。忙しいあなたにとって、心強い相棒となってくれそうだ。
Tango