AimはiPhoneよりも小さいサイズのデバイスで、測定したい部位(例えば上腕二頭筋、三頭筋、腹筋、ももなど)の皮膚に数秒押し当てるだけで、ガジェットのスクリーンに脂肪率を表示してくれるというもの。Aimに搭載された4つの電極から多周波信号を送り、その信号の流れを分析することで脂肪率を測定できるのだという。
測定したデータはBluetoothでスマートフォンなどの端末に送信される。データが集約されるオンラインダッシュボードでは部位ごとに脂肪率の変遷が表示されるので、エクササイズの効果を目で確かめることができる。また、目標値を設定したり、データを自分以外の誰かとシェアしたりすることも可能だ。ポータブルで、しかも防水性なので入浴時などに測定できるのも便利だろう。
開発を手掛けた米フロリダ拠点のスタートアップ「Skulpt」は、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で昨年末に展開したキャンペーンで29万ドルの資金調達に成功し、引き続き自社サイトでもプレオーダーを受け付けている。価格は149.99ドル。商品発送は5月の予定となっている。
Skulpt